人生100年時代の年金、受給開始年齢について

2020.04.01

公的年金の受給開始年齢は６５歳が基本ですが、

実際には６０～７０歳から自由に選択できます。

受給開始が６０歳からの場合は０.７倍、６５歳からの場合は１.０倍、

７０歳からの場合は１.４２倍の年金月額を受給できます。

【繰り下げ受給】

・通常は６５歳からの受給開始を６６歳以降に遅らせると、１か月につき０.７％金額が増える。現在の上限である７０歳を選べば最大４２％増になる。２０２２年４月からは上限年齢が７５歳に上がる見通し。そうなれば年金額は最大で８４％も増える計算。

【繰り上げ受給】

・年金は通常６５歳からの受給だが、希望すれば早くもらい始めることができる。６０歳まで前倒しが可能だ。ただし１か月早めるごとに現在は金額が０.５％ずつ減る。６０歳にすると本来の額より３０％減る計算。年金は受給を始めると原則変更できない。減った金額が一生続く事になる。