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エイジフレンドリーガイドラインについて(厚生労働省HPより)

2020.06.08

【働く高齢者の特性に配慮したエイジフレンドリーな職場を目指しましょう】

・働く高齢者が増えてます。60歳以上の雇用者数は過去10年間で1.5倍に増加。特に商業や保健衛生業をはじめとする第三次産業で増加しています。こうした中、労働災害による死傷者数では60歳以上の労働者が占める割合は26%(2018年)で増加傾向にあります。労働災害発生率は、若年層に比べ高年齢層で相対的に高くなり、中でも、転倒災害、墜落・転落災害の発生率が若年層に比べ高く、女性で顕著です。

*高齢者は身体機能が低下すること等により、若年層に比べ休業も長期化しやすいことが分かっています。体力に自信がない人や仕事に慣れていない人を含めすべての働く人の労働災害防止を図るためにも、職場環境改善の取り組みが重要です。

[事業者に求められる事項〕

1 安全衛生管理体制の確立

・経営トップによる方針表明と体制整備

・危険源の特定等のリスクアセスメントの実施

2 職場環境の改善

・身体機能の低下を補う設備・装置の導入(主としてハード面の対策)

・高年齢労働者の特性を考慮した作業管理(主としてソフト面の対策)

3 高年齢労働者の健康や体力の状況の把握

・健康状況の把握

・体力状況の把握

・健康や体力の状況に関する情報の取り扱い

4 高年齢労働者の健康や体力の状況に応じた対応

・個々の高年齢労働者の健康や体力の状況を踏まえた措置

・高年齢労働者の状況に応じた業務の提供

・心身両面にわたる健康保持増進措置

5 安全衛生教育

・高年齢労働者に対する教育

・管理監督者等に対する教育

 

 

 

 

 

 

 

 

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